どこから思い出したら良いんだろうか。
とにかくとんでもない1週間でした。
俺の親方である「安諸定男土塀講習会」日本庭園協会東京都支部主催と、
京都造形芸術大学で行われた庭園学講座
これが3日ずつあわせて6日が1週間の中に詰め込まれてしまったんです。
一瞬一瞬が濃すぎて何ヶ月にも感じてしまう。
たくさんのことが頭に浮かんでしまいますが、やっぱり1番は
人 仲間 ですね
前からの知人である個性的な方々にもたくさん会えましたが、
新しい仲間がたくさん出来ました。
また人生の宝物が出来ました
土塀講習会、庭園学講座、それから夜の飲み会それぞれあわせれば
総勢ざっと250人ほど
みんな本気でそれぞれの形で庭の事を考えている人たちばかりです
とんでもないことです
俺なんかもう
刺激が強すぎて、鉄輪の湯のようにガンガラガンに熱くなって温泉玉子を通り越して
完全にゆで玉子です。
ところで
温泉玉子派とゆで玉子派の人がいると思いますが
俺はやっぱりゆで玉子派
それに塩を付けて一口で食べるのが大好きですね
あのちょぼちょぼと、かじりながら食べてはうまくない
口の中いっぱいに玉子が入っている満足感
10代の頃、京都の久保造園で修行中に仕事が終わってからおかみさんがケーキを
しかも美味しいのをたまに出してくれて、
それをよく一口で。
「しおの君 味わって食べやぁ」
よく言われましたが、やめられなかったですねえ。
近頃は下品なので極力控えているつもりです。
何の話しだかずいぶんとそれてしまいましたが
とにかく熱くなりました
そう、
もちろん全員と知り合えたわけではありませんが
かなりの方と出会えたことには違いありません
とんでもないことです。
土塀講習会では弟弟子の山口達也君(現在独立「山口庭園」)と二人で現場指導員という立場を与えてもらいました。
庭園協会の方々には大変良くしていただき、ありがたくもったいない限りです。
しかし
現場は安諸庭園の軍師である山口君と
他に現在つとめている田部井さん延命くん、うちの折原にすっかり任せてしまい、
俺は何をやってたんでしょうか。
しいて言えばちょっかいぐらいです。
ある関西の8尾(いけないことなので名前は伏せておきます)と言うところからはるばる参加された人たちなんか
すごく面白かったです。
3日目に残しておかなければいけないところを
2日目の後半にどんどんおさめていってしまうんです。
本部の方がダメだと言っているのに
するとどうでしょう
どんどんそれにいろんな人が加わっていつの間にかみんなでそこをおさめてしまいました。
でもそれで良いと思うんです。
やりたい奴がやる、
覚えたい奴がやる、
人にとられてたまるか、
誰がなんと言おうとそれで良いと思う
辰巳兄弟と北谷君の勇気ある行動をたたえたいです
みんなと一緒に造ったあの土塀
あの顔この顔
みんな泥だらけになっていい顔ばかり
庭園学講座もすごかった
ことしで4回目仲間もどんどん増えて何とも表現の出来ようのないワクワク感
いろんな仲間がいろんな事をしでかしてくれる
きのうの夜更け
近所の神社にある滑り台に寝ころんでしばらく星を眺めていました
みんなあれとかわらないな
とにかく
とてももったいなくって伝えられません
念願の孤逢庵も震えるほどすごかったけど、これにはかなうまい。
- 2010/09/01(水) 16:51:50|
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