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庭潤日記

植木屋の日々の出来事

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さて これは何でしょう?














今年が明けて2週目の日曜の夕方、一本の電話が来た。
現場を手伝ってくれとの電話だった。
珍しい事だ、いや初めての事だ。
どうゆう事かと聞いたところ、勝負どころだと言う。


楽しそうだ
迷わずその話しに乗った








さっそく仕事の調整に入り2月の上旬にねらいを定め
2月9日午前1時
道具を積み込んだ2トントラックでうちを発った

向かう先は岡山市だ


電話の相手は10年来の仲間
福山市の 作庭衆 庭譚  橋本善次郎



とにかく何が起こるだろうという高ぶった気持ちをおさえ西に向かう



ゆっくり走る 休まず


12時間後、岡山市南区にある住宅展示場にたどり着いた
エスバイエルカバヤ、彼の現場だ


お~いたいた、岡山の坂本君もからかいに来てらあ。

さっそく現場スタート
夕方 滋賀勢到着
夜、善ちゃんの家で懇親会
滋賀勢は、作庭衆 庭屋拓郎の拓郎君と 庭職きらく 村田君の 二人
庭譚の若い衆 竜樹
うちから二人の 
みんなで六人

ほとんどが初対面だ み~んな癖がある者ばかり


これからしばらくこのメンバーで物語が始まる。

楽しもう


むずかしい事考えたって何にも始まんない
今をいこう!




そもそも橋本善次郎と塩野潤では庭造りの進め方がまるっきり違う
だれかが言っていた「あの二人が上手くいくのか」
うちの嫁も言った「喧嘩せんといてや」

ところが上手くいくのである、
なぜなら良い物を造りたいからだ


もちろんぶつかりはする、だけど必ず答えを見つけ次へ進む。


そして何より最高のメンバーだったであろう、誰一人欠けても面白くない



滋賀勢の拓郎君と村田君にはやられた。とにかく笑いが絶えない。
拓郎君のノリの良さと村田君のツボを突く笑い


何しろ住宅展示場だったのでまわりも現場だったが
庭譚の現場は笑い声と怒鳴り声で満ちあふれていたと思う。



夜は夜でまた大変だ
泊まり先は若い衆の竜樹の家だ、 田んぼの中の一軒借家、

夜中に家に戻りそれから鍋が始まる、大騒ぎのまま気絶する


男五人のアホ生活
テレビは映らないがビデオは映るので、ビデオ鑑賞会。
まあ欲を絶つ修行であろう


欲を絶つと言えば恐れ入ったのが、庭譚のふたりだ。

庭に対しての集中力には食欲は入り込まない。
彼らは晩飯しか食わない。

朝から集中し朝も昼も食わない、聞くと飯を食う労力が無駄だという。


もちろん欲深いおれはもりもり食う。



とにかく善ちゃんの集中力はすごい

しかしそれよりすごい彼の特徴がある、
それは周りを取り込んでいく事だ。
それはそれは見ていて面白い。あの気さくな喋りと真っ直ぐに突き進む心で色々な業者も取り込んで言ってしまう


彼は批判される事も多い、気さくを通り越して横着気味な喋りのせいであろうが
ぜひ会ってもらいたい、面白いやつだ。
彼はもっともっと良い物を造るであろう、そして良い事をするであろう
ずっと先を見すえているから


とにかくとにかくこんな電波上では語れない楽しさがここにある

竜樹もこの春、門出するらしい
ちっとは餞別の手伝いになったかな






今回も夢のようだ

色んな縁があった、


あたらしい仲間も出来たし、なじみの仲間にもたくさん会えたし
また たくさんお世話になった



日日是好日ならず、おれの場合 日日是夢日であろうな



そしていつもの事ながら、子ども達がインフルエンザの中
快く見送れる うちの嫁はんはほんとにすごい




すべてのご縁に感謝したい

うれしいな!









庭譚1






竜樹と造った井筒(竜樹宅にて)

庭譚2





つかの間の休日

庭譚3
庭譚4

















庭譚5



庭譚6












庭譚7

















庭譚8








  1. 2012/03/05(月) 20:18:33|
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