きのうの 16日 むかしのくらし研究会が開かれた。
昭和50年に作成された、ビデオ上映会だった。
むかし日本には木地師という人たちの暮らしがあったそうだ。
木地とは木で作った器や食器類の事らしい。
それを作る人たち。
彼らは山で暮らし定住せず、材になる木を求め山の呼吸と共に掘っ立て小屋を作り移り住んでいく。
遙か昔から戦前まで日本中の山にいたそうだが、日本の事情により今は消えてしまったようだ。
そのビデオは 奧会津の針生とか言う場所で昭和20年頃まで木地師をされていた方が、
30年後の昭和50年に再現として本格的にされた事を、録画されたモノらしい。
それはそれは 何ともすばらしいビデオでした。
材になるブナの大木を見つけ、沢を見つけ、すみかを定め、刃物だけで掘っ立て小屋を作る。
ただひたすらに器を作り生きていく。
もくもくと。
自然の中のヒト。
黙々と生きる
大事な物を感じました。
- 2013/02/17(日) 20:04:18|
- むかしのくらし研究会|
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