このたび長野県北部にある栄村に行ってきましたので報告したく思います。
この村は3月12日早朝3時59分震度6強の地震にあいました。
そのあと4時台5時台と2度震度6の余震に襲われました。
あまりにも報道されていないのでわずかですが伝えたいと思います。
この村は人工約2300人で日本有数の豪雪地帯です、
3メートルクラスの雪が積もります。
3月12日ころは積雪が少なかったそうで屋根に大量の雪が積もっていなかったようでしたが、
それでも3度の強烈な地震にあい大災害になりました。
その実態は雪が解けてみると被害がどんどんとあらわれてきたそうです。
村人がよんだ俳句を紹介します
未明なり 震度6強 雪ふかし
すさまじき 地割れ現る 雪解けて
澤子
頑丈な豪雪地帯の建物も傾き、
山は崩れ谷川は跡形もなく埋まりきり、橋や道も崩れ、
田んぼも割れてしまっています。
谷を埋めた土砂の下にはまだ大量の雪もあり間違いなく夏の雨で土石流となって谷の
下に流れていきます、そしてその下には集落があるんです。
村のほとんどが斜面のため道もだいぶ崩れています、村に元通りの息が通うにはどれ
だけ時間と金がかかることでしょう
村の人たちは力をなくして仕事を手放しています。
もちろんもり立てようとしている人たちもいます、
しかし震災の本当の恐ろしさが今迫っていることをひしひしと感じて来ました。
みなさん知ってください、そして信じましょう。
災害支援連絡会 庭人の輪のホームページはこちらです
http://http://niwabito.com/








- 2011/05/28(土) 18:29:22|
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