庭潤日記

植木屋の日々の出来事

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)
  5. 編集

貫伏せ

土壁中塗り仕上げ

貫にそって割れを防ぐ為に、藁で貫を伏せる

投げスサってのは ここから来たのかな







土壁






  1. 2017/10/06(金) 17:30:48|
  2. 現場|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)
  5. 編集

共感


文化とは共感である


先日、ある講座を受けてきた

数寄者の庭園講座だ、普通では拝見することの出来ない大邸宅

明治時代に建てられた邸宅で、建物も庭も夢の世界だ

広大な敷地に伸びやかな日本建築

日本の建築 庭を学ぶ者でなくとも心を打たれてしまうであろう



そんな中、何の違和感もない完璧な空間の一角に、とてつもなくアクの強い場所が現れた

その場をしつらえた作家職人が説明をしていた

何でこんな風にしてしまったのであろう。私は息苦しくて、その気を感じぬよう そっぽを向いていた

それだけ見ればすばらしい物だと思うが、この景色に全くそぐわないのではないだろうか

意味がわからず、全く持って気分が悪くなった。ついでにその作家職人に対しても気分が悪くなる



見学が終わり、教室で講義となる

その作家職人も出てきた

何を話すんだか変に興味が出る

「私が監修の先生から、今回のお話しをいただいたときに驚きましたが、ひとつやってやろうという気になりました。
 私の存在を示す、残す大きな時・・・」

そのまんまじゃねえか、本人そのものが出すぎだ

「実はこう言うことをこんな場で申し上げるのもどうかと思いますが、必死に作りその場におさめたら、私はこれで良かったのかと言う気になりました。自分が出過ぎている。先生はこれで良いのですよとおっしゃいましたが、私は今もそう感じています。」


この人は気が付いていたんだ 苦しんでいるんだ

こちら側と同じ一人の人なんだ

しかもこんな大勢の場で発表している

勝手な話だが、一気に親しみが湧いてきた



明治期に施主を始めたくさんの人の思いで 邸宅が建てられ、太平洋戦争を乗り越え、持ち主を変えながら、今ここにある

そして また新たに化粧をされ、時を重ねていく

そこには 様々な思いも重ねられていく

苦しみ 感激を



あの場所が良い物なのかは、私には今も良くわからないが

今 私は大いに共感をする




まさに あの場の思いこそが、日本の文化 そのものなのではないだろうか



















  1. 2017/09/24(日) 00:00:00|
  2. 思い|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)
  5. 編集

一所懸命


職人として庭作り現場に入る

そう言う折をいただいた

職人として向かうからには、ひたすらに動く

とにかく早く的確にだ


勝負は朝飯から始まる

車への乗り込み、地下足袋を履くことも 当然だ

現場は戦いだ

スコップの扱いの早さ

三又の扱い

玉かけの的確さ

人よりも重い石を担ぐ

皆が必死で勝負する

一瞬でも怠れば、良い仕事は速い者に取られる


早う 美しゅせなあかん

こう 教わってきた

これが職人の世界だ


思いっきり働くことは、気持ちの良いことである

















  1. 2017/06/25(日) 13:06:33|
  2. 現場|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)
  5. 編集

よくぞ


あれから 2年半の月日が流れた



古来、ヒトは 心 という物を手に入れたのが、始まりなのかも知れない

数千年前なのか、はたまた数万年前なのか いつだかは知らないが

大きな心を持つ物が、村という物を造り、そして国を造っていく

そして その中には、たくさんの小さな心が生まれていく


心は 無いものを追い求め、またそこから逃げていく

人類は心と言う物と、ひたすらに もつれ争っているのかも知れない



がんばれば がんばるだけ、何かから逃げたくなる


私も、もちろん例外ではない


仕事の現場では、ねつこくがんばる

すると酒を飲む

酔えば 面倒なことは後回し

これでは良くないな

ある方に教わった

「一点集中 先延ばしは無し」

いやはや 逃げております



ある仕事の仲間がいる

弟のようなヤツだ

素直で、手先も器用 よく働く

難しい現場も快く働く

しかし

しかしである、幾分するとふっといなくなる

張りつまるのであろう


張りつまると、その場から逃げる癖を持っている


そう 

少年野球の厳しい練習から、ふっと立ち去るそれだ


そんなこんなでも良く働いてくれていたが

ある時、彼はふっと姿を消した

思うところがあるのだろうと、そっとしておいた

もう しばらくは姿を現さないだろうな


彼のすごいところは、自分の癖を知っている事だ

苦しいことから一度は逃げるが、ひとつ間を置くと、また挑んでいく


何に挑んでいくのかは、本人にも誰にも分からない

分かる必要もない


うわさを聞いた

随分と厳しくがんばっているなあ。


私は安心していた

何処だっていい 曲がっていたっていい

ヤツは自分に向かっているだろうから

それは わかる




ある時 ふっと縁の波を感じた

心が落ち着いてきたのかな




あれから 2年半の月日が流れた


ふと やって来た

まるで2年半前の続きのような現場だ

さぞかし気を込めたことであろう

よくぞ よくぞ戻ってきてくれた



しかし よぅ

何も変わっちゃ いねえじゃねえか

そのまんまじゃあねえか


よくぞ 変わらずにいたじゃねえか

そのまんまでいいんだ


向かい合ってりゃいい

おれはそう思うよ

そうだろ


すごいよ




ありがとう

私は 彼に勇気をもらった




















  1. 2017/06/18(日) 06:43:08|
  2. 思い|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)
  5. 編集

下地




真壁下地
















  1. 2017/06/01(木) 21:28:00|
  2. 現場|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)
  5. 編集
前のページ 次のページ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。